何度も歯の神経の治療をしても痛みが取れないのは、「バイ菌」が入り込んでいるから
私は診療方針として開業以来「診療哲学」としておいていることが、3つあります。
- 自分の家族にできる治療かどうか。
- わたくし自身が受けたい治療かどうか。
- 10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たること。
この3つです。
例えば今、あなたが何か重い病気にかかったとしましょう。
「その病気を治せる人はどこにいるのだろう」と考えた時、それぞれ先生には専門がありますのでその専門にあった先生に手術してもらいますよね。
例えば脳外科の手術をするのに小児科の先生に「先生はお医者さんだから出来ますよね。助けてください。」なんてことは言いませんよね。
脳外科の手術なら脳外科の先生に診てもらいますよね。
小さいお子さんが、何か病気になった。その時に、例えば精神科の先生に「手術をお願いします」と言いますでしょうか。
精神科の先生はそういう手術を普段されていませんよね。
つまり、それぞれ専門が違うと診断も治療方針も違うということです。
私は先程の3つの診療哲学ということを念頭に今まで経験と勉強を続けてきました。そして今現在もこの3つを念頭に
勉強を続け、診療を行なっております。
そうするとイメージ的には、例えばゲームとかをイメージしてみてください。
何か得点をしようとする時にアイテムという武器を使います。
戦争の話してしまいますが、昔は、竹槍で戦争をしていました。
今は飛び交うもの、空を飛ぶもの、化学兵器、いろんな兵器があります。
それを竹槍で戦えるでしょうか。
つまりアイテム・武器によって、使う道具によって得られる効果というのは全く違うのです。
吉本歯科医院では例えば、他の医院さんで「神経を取らないといけない」と言われた歯を神経を取らずに治療することが出来ることがあったり、
「歯を抜かないといけない」ということだったのに歯を抜かなくて済んだり、「虫歯だと診断されていた」でも実は噛み合わせが原因であった。
他の医院さんで「骨がないからインプラントができない」という中で、骨を作ってインプラントをする治療があったり。
実は今までかかられた先生方とは全く違う診断だったり、治療方針だったり、治療を行なうことがあります。
イメージしていただくと、武器が違うということです。
保険診療というのがあります。
かつて吉本歯科医院ではなるべくいい治療をしたいと思い、保険診療という算定の名の下にいろいろな治療を行なってきました。
しかしながら今、国には医療費を抑制しようという大きな流れがあり、その制限がものすごく厳しくなってきています。
聞かれたことがあるかもしれませんが「混合診療」です。
例えば癌の手術を受けて顎の骨や歯茎がなくなってしまった方にインプラント治療を行なう。
これは保険が利きます。
しかしながら一般に歯周病で歯を失われた方であるとか、ぶつけて歯がなくなった、そういう方のインプラント治療には保険は適用にはなりません。
同じインプラント治療ではあります。
しかしながら「保険が利く・保険が利かない」というのはあります。
また薬を使って菌を殺す治療もそうです。
「歯がなぜ痛いか」それは、それを感じている神経が生きているからであります。
その神経・血管のところにバイ菌が入り込むことによって痛みがでているのです。
「その菌を殺す」これがまず大前提に吉本歯科医院では考えています。
つまり薬で治療する治療を行なえば、菌を直接殺すことができますので、何度も根っこの治療をしても痛みが取れなかった。
という症状がわずか1~2回の治療で、ほとんどその痛みを取ることができています。
残念ながら保険診療ではそのようなお薬を使うこと自体が認められていませんし、そのお薬を使った患者さんが要した他の治療もすべて自由診療である。
つまり保険診療ではないという考え方であります。
一時ニュースにも出ていましたが、保険診療であれば入院し、癌の手術・除去の手術を行なう。
しかしながら高齢で手術を受けるだけの体力がない。
だから欧米で一般に使われている、日本では認可されていないお薬を使った。
そして入院した。
その請求金額は実際に使ったお薬の金額ではないのです。
入院費用もすべてです。
おそらく保険治療で治療されたほうが、入院費に手術代に、手術をして傷は大きくなっているのですから退院までに日数はもっとかかっていたはずです。
つまり保険診療をしていた時のほうが治療に要した日数も費用も多かったはずです。
しかしながらその特別の薬剤を使った患者さんは、通常の保険診療をした時にでもかかったであろう入院費であるとかそういうものも認めてもらえない。
これは最高裁判所の判決として出ています。
つまりそのようなお薬を使った場合には、すべての治療費含めて保険の治療の対象ではないということです。
今までそのような特殊な治療を続けてきて感じることは、おそらくわたくしが10個の手段を持っていたとするならば、保険診療で賄えるのは1個、わずか1個にしか過ぎないのです。
保険診療では痛みを抑えるためには痛みを感じているのが神経なので、その神経を殺し、痛みを感じさせなくさせる。
という治療が行なわれるのです。
神経をすべて殺し切らなければ痛みを取ることはできませんので、残念ながら1回や2回の治療だけではなかなか痛みが止まらないのです。
何回も何回も期間をあけずに消毒をしたりする必要性があるのです。
残念ながら吉本歯科医院では週に何回も治療のお約束をお取することができません。
ですので現実的には保険の範囲内での治療は不可能な状況になっております。
おそらく遠くから吉本歯科医院を目指していらしている患者様ですから、おそらく吉本歯科医院が得意とする専門とする特殊分野の治療を目指して来られているのだと思います。
ですので吉本歯科医院にはそれに対応するための技術であったり、設備であったり、が備えられております。
通常の保険医療機関に於いては必要のないものです。
多くの薬剤であったり、レーザー機器であったり、インプラントの手術の道具であったり、麻酔科医の配置であったり。
これは保険の治療を行なうために設置されているものでは残念ながらありません。
レーザーがあるのだから、レーザーを使ってくれればいいじゃないですか。と、保険治療をされている方がそのように求められることがありますが、残念ながらそれは保険の概念からすると認められないことなのです。
それをやってしまうと吉本歯科医院自体が保健医療機関としての認可が取り消されてしまいますので、残念ながらそれは出来ません。
どうぞいろいろな治療の方法がありますので、メリットとデメリットをいろいろお考えになられて治療をお受けになられてください。
■アクセスマップ■
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高松市木太町は、高松市の中心部です。
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歯の神経に関するご相談で、
具体的にどのようなお悩みでお越しになるかご紹介します。
☑歯医者さんで歯の神経を抜くと言われたが、絶対に抜きたくない。どうにか抜かずに治療できないか?
☑歯の神経を抜くと言われましたが、歯の神経を抜くとどうなりますか?
☑歯の神経を抜くか抜かないかは歯医者さんによって診断が違うのですか?
☑歯の神経を抜くことになったらどんな治療方法になるんですか?
☑虫歯を削ることで、歯の神経を取らなくてはいけないことはありますか?
☑口の中が虫歯だらけなのですが、歯の神経があるかどうかもわかりません。診てもらえますか?
☑歯の神経を抜いてはいけないと聞いたことがあるのですが、痛くても抜かないほうがいいのですか?
☑歯の神経はどうやって取るんですか?
☑歯の神経を取ったのに痛いと感じるのはなぜですか?
☑歯の神経を抜くメリットとデメリットを教えて下さい。
☑歯の神経、どうしても抜かないといけない場合はどんな状況ですか?
☑歯の神経が死んでいるかどうかはどうやって調べるのですか?
☑歯の神経を取る時は痛みがありますか?
☑歯の神経に膿がたまっていると診断されたのですが、抜かないといけないですか?
☑歯の神経が炎症を起こしているようなのです、抜かずに治療できますか?
上記のようなお悩みがある場合には、お気軽にお問い合わせ下さい。