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根管治療(歯の神経治療)の流れ、概要

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根管治療(歯の神経治療)の流れ、概要

マイクロスープ(手術用顕微鏡)を用いた歯の神経治療(根管治療)

マイクロスープ(手術用顕微鏡)を用いた歯の神経治療(根管治療)

通常虫歯になった部分は、大きく削り取って被せ物をする、という治療が一般的です。

また、歯の神経にまで達してしまった虫歯や神経の近くまで進行している虫歯は、神経を抜いてしまう、という治療が一般的です。

 

吉本歯科医院ではおそらく多くの日本人が受けてこられた保険の歯科治療とは考え方や方法が根本的に発想から違う治療を行なっております。

 

虫歯や歯周病の原因は細菌だけではありません

そして最大の原因である細菌は感染症です。

 

感染症のもととなる細菌を、ごくわずかな薬剤(抗生物質)を塗布し仮封鎖をしていくことで痛みの原因となる細菌そのものを死滅させます。

従来型の虫歯治療、歯の神経治療が、悪い部分をすべて根こそぎ削り取って除去してしまいしょう、という外科的な考え方だとしたならば

吉本歯科医院の虫歯治療、歯の神経治療は、痛みの原因となっている細菌そのものを死滅させることで歯の修復を図りましょうという内科的発想だと、お考え下さい。

 

何度も虫歯が再発する理由をご存知ですか? 

あなたは、ご存知でしょうか?
現在の歯科治療の7割は、あなたが過去に受けた治療の再治療であるという事実を。つまり、虫歯が何度も同じ歯で再発しているという事実を。
虫歯の原因は「許容を超える力(噛み合わせ異常)」と「細菌」です。

 

再発するのが当たり前というのが今の現状です。

 

削っては詰めて削っては詰めての虫歯治療を繰り返し、その結果、神経を取らないといけなくなったり、歯を抜かないといけなくなったり、歯を失わせてしまうことになっているのです。

※詳しくは歯の神経の構造をご覧下さい

歯の神経の構造

 

歯を削るから歯が弱くなり、削るたびに神経に近くなり、神経が痛くなれば、神経を取らないといけない、ということになるのです。

これは現在日本で行なわれている一般的な歯科治療ではありますが、吉本歯科医院ではこのような方法を行なっておりません。

 

吉本歯科医院では、通常神経を取らないといけないと診断された深い虫歯でも薬液による消毒後、特殊な薬剤(抗生物質)を塗布し、閉鎖をすることで細菌を激減させます。

痛みの原因は細菌による神経への刺激ですので、細菌を一気に減らすことで痛みはおさまっていきます。

神経を取ってしまうと、歯の強度は10分の1にまで落ちます。

いわば枯れ木の状態です。

 

消毒を繰り返し、細菌が死滅した状態で、吉本歯科医院の特殊接着技術により完全封鎖を行ないます。

完全封鎖を行なうことにより、細菌の再侵入を防ぎ虫歯の再発を予防します。

 

完全封鎖を行なう際の詰め物、被せ物は自由診療の素材よりお選び頂きます。

残念ながら保険治療で認められている保険の詰め物、被せ物の素材には細菌の再侵入を防ぐ封鎖性のある素材はなく、口の中に入れて7時間もたつと腐蝕をはじめる金属ですので吉本歯科医院では、おすすめはしておりません。

「虫歯部分から完全に細菌を死滅させた直後、リン酸や次亜塩素酸にて表面処理をほどこし、特殊接着技術により完全封鎖を行なう」この工程を確実に行なうことにより細菌の再侵入を防ぎ虫歯の再発が起こらないようにすることができるのです。

許容を超える力(噛み合わせ異常)がかかっている場合には、歯そのものが破壊されていきますので全体的なバランスの治療が必要になるます。

 

治療期間と回数はかかりますが、その価値がわかる方々が遠方からもお越しいただいております。

このような方はまずはご相談下さい

  • 「神経を抜かないといけない」と診断された方
  • 歯をもう大きく削りたくない方
  • 何度も同じところが虫歯になる方
  • 「歯を抜かないといけない」と診断された方
  • 神経治療をしたのに痛みが何日もおさまらない方
  • 歯科治療の後、口の中に違和感が残る方

根管治療(歯の神経治療)薬で治す虫歯、根管治療

Q:歯の神経治療(根管治療)や虫歯治療ってどこでしても、同じなんですか?

A:違います。

歯科医師によって治療に対する考え方、治療に使う素材、薬剤、そして技術も違います。まずは、それをご理解下さい。

虫歯で歯に穴が開く原因は2つあります。

1.「バイキン」
2.「過剰な力」

です。

1.の場合は、歯に「バイキン」がくっつき、そして歯を溶かし、その結果、虫歯になってしまうわけです。
2.に関しては、過剰な負荷がかかることにより歯が折れたり、ひびが入ったりします。

→「過剰な力」については、歯科治療成功の条件は噛み合わせをご覧下さい。

虫歯を治療した部分、つまり「削って詰めた部分」がまた何度も虫歯になるということを経験された方は多くいらっしゃると思います。

その理由をお話しますね。
虫歯の原因の多くは、「バイキン」です。

そして虫歯になった部分を大きく削って「虫歯部分」を取り除きました。
次に、削った部分を型取りして、そこに詰め物で外形を整えました。
このプロセスの中に、「何度も同じ部分が虫歯になる」原因があるのです。

あなたは「バイキン」はお口の中にどれほどいると思いますか?

これはある患者さんのお口の中の唾液をほんの少しとって歯科用の顕微鏡で撮影したものです。

なんと何十億何百億単位で数え切れないほど、お口の中にはバイキンが存在しているのです。
虫歯部分だけでなく、お口全体にうようよとバイ菌が存在するわけです。

ですので、歯を削った後、その後の治療が実はとても大事なのです。

吉本歯科医院で行っている虫歯治療の流れ、ご説明しますね。

治療日1回目

1.神経が生きていることを確認します。
2.確認できた歯は麻酔をします。
3.ごく微量削ります。
4.抗生物質の薬剤を塗りこみます。
5.仮の蓋(ふた)をします。

吉本歯科医院の治療の特徴(1)
虫歯部分であっても削り取るのではなく可能な限り虫歯部分の歯を残します。
このことによって神経を取らなくて済むことが多くなります。

吉本歯科医院の治療の特徴(2)
仮の蓋(ふた)は、長期間にわたって噛む力に耐えられる材質ではないので丈夫な材質に治療3回目の段階で置き換えます。
一般的な医院さんではこの仮の蓋(ふた)が最終的な被せ物となります。

治療日2回目

1.神経が生きていることを毎回確認します。
2.確認できた歯は麻酔をします。
3.詰め物ができる形に歯の形態を整えます。
4.削った部分の型取りをします。
5.抗生物質の薬剤を塗りこみます。
6.仮の蓋(ふた)をします。

治療日3回目

1.神経が生きていることを毎回確認します。
2.確認できた歯は麻酔をします。
3.歯科技工士が作製した詰め物を調整します。
4.表面処理を行います(15分)
5.詰め物、被せ物をかぶせます。

吉本歯科医院の治療の特徴(3)
削った部分の歯の表面を薬剤処理し、接着歯科治療認定医の特殊接着技術により詰め物を調整している時に侵入してきたバイキンの殺菌、治療した部分にバイキンを入り込ませにくいようにするのがこの接着技術です。
※吉本歯科医院の特殊接着技術
http://www.8181118.com/concept/bonding.php

どんなにいい素材でかぶせ物をしても、接着技術なくしては、必ず同じ症状が短期間に内部で起こってしまいます。
数年後にまた再発を繰り返す原因を起こさないことが非常に重要です。
「接着」という聞きなれない言葉ですが、歯科治療の成功の鍵を握っている技術であることをご理解いただければ幸いです。

吉本歯科医院の治療の特徴(4)
素材の良いものを選び(金属アレルギーに対応、強度があるもの)で被せ物をします。
※歯科材料について
http://www.8181118.com/concept/material.php

■治療日4回目

1.周囲に漏れている接着材を除去します。
2.終了

なぜ最終回に除去するのかというと、接着材が硬化するのには約一週間を要します。

詰め物をかぶせた日に接着材を完全に除去してしまうと接着の層が壊れてしまいバイキンの再侵入を引き起こしてしまうためです。
極めて小さい虫歯治療の場合は1回の治療でも終了しますが、神経に近い部分の虫歯の治療の場合は回数をわけて行います。

回数を少なくするために、仮の蓋(ふた)を最終的な詰め物として治療を終了される医院さんも多いのですがそのことにより起こる弊害は下記の通りです。

・噛み合わせが狂う
・バイキンが再侵入し、虫歯の再発が繰り返される

上記の吉本歯科医院の治療の特徴(1)~(4)が、吉本歯科医院と一般的な歯科医院との大きな違いです。
ですので、治療期間も、通っていただく回数も一般的な歯医者さんよりは、長くかかります。
しかし、この工程のどこかひとつでも不十分であれば、必ず虫歯は同じ場所から再発します。

あなたは、ご存知でしょうか?
現在の歯科治療の7割は、あなたが過去に受けた治療の再治療であるという事実を。

虫歯の原因は「バイキン」ですので、詰め物と歯との間にバイキンが入り込んでいる状態・隙間があいている状態では将来必ず、何らかのトラブルを引き起こしてしまうのです。

吉本歯科医院へはじめてお越しになられた患者さまは、虫歯治療のその工程の違いにまず驚かれます。

「こんな治療は今までどこでも受けたことがなかった」
「なぜ、こんなに違うのですか?」
「たかが、虫歯の治療にこんなに時間がかかったのははじめてだ」

ほとんどの患者さまがそうおっしゃいます。
恐らく歯の表面処理にここまでの工程をかけている歯科医院は全国でも数えるほどだと思います。

私は、基本的には「歯をできるだけ削らない治療」を行っています。
虫歯が進行し、やむを得ず削る場合でも通常の削る量よりも大幅に削る量を少なくし、患者さんご自身の歯を残します。

特殊接着技術を用いた噛み合わせ専門医が行なう再発を起こさない虫歯治療、歯の根っこ治療

吉本歯科医院では、虫歯の治療、歯の根っこの治療、ほぼすべての治療に対してその工程の内容、使用している薬品が一般的な歯科医院さんとは違います。

従来型の一般的な歯医者さんでの虫歯治療のイメージをお持ちになり吉本歯科医院に起こしになられた患者さんはその工程の違いに驚かれます。

治療をお受けになる患者さんは、診療台に座り、イスを倒し、治療がはじまってしまえば口の中で何が起こっているのか、知るよしもありません。

・痛い  ・しみる  ・にがい  ・すっぱい  ・しょっぱい  ・振動が響く

など、口の中の感覚を頼りに何が起こっているのかを想像するのみ、です。

わかりやすい例でお話します。

例えば虫歯治療です。

私の医院の虫歯治療は通常の医院さんで行なっている虫歯治療よりも
時間も費用も通院回数もかかります。

それでもご遠方からでもお越しになり、多くの患者さんにご支持し続けていただけているという理由のひとつが
「虫歯が再発を起こしにくいから」ということが上げられます。
みなさん虫歯治療を思い出して下さい。
虫歯治療をした時のことを。

通常は虫歯になり、歯科医院で治療する際に、まずは虫歯部分を大きく削ります。

次に、削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)や詰め物をします。
これで治療は終了です。

しかし、このプロセスの中に

■虫歯の再発
■治療したのにさらに悪くなっていく

原因があるのです。

吉本歯科医院で常に行なっている特殊接着技術についてお話します。

吉本歯科医院で治療をされた患者のみなさまは、
今一度お口の中を鏡でご覧頂き「ああ、私のこの歯はこうやって治療したんだな」と
その治療工程を改めて知って頂ければ幸いです。

多くの方は
この治療をなんのためにやっているのか?
今、自分自身が受けている治療のレベルがどの程度のものなのか?
という意味がわからなければ、不安になります。

今、やっている工程が、「一体何のために、必要なのか」がきちんと頭で理解することができた時、
はじめて納得し安心します。
どうぞ知って下さいね。

ただ単に、時間がかかっているだけでは、ないのです。
その治療を行うには、治療に必要な時間と治療と治療との間隔がどうしても必要なのです。

私の医院では例えば虫歯治療で削った部分に新しい被せ物を被せる時や詰め物を入れる時に、
特殊な接着技術を用いております。

そして歯の被せ物を行なう前に 歯の削った表面を薬剤にて徹底的に消毒します。
その後、特殊な接着技術により、完全に封鎖させるのです。この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。また言い換えればこの接着技術があるからこそ、他医院では 決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている、と言えます。

■抜かないといけないと診断された神経も残すことができた
■抜かないといけないと診断された歯でも抜かずに治療することができた
■何度も同じところが虫歯になっていたが、治療後ピタリ再発が起こらなくなった

これらの事例が成功するには「そうなるべくして治療をしている」から、なのです。

治療が失敗するにも原因があるように、成功するのも理由があるのです。

たとえば、「リン酸」という薬品を私の医院では毎日のように使います。
医学、薬学、化学関係の患者さんも多くいらっしゃるのでご存知の方もいるはずです。

「リン酸」の化学式は (H3PO4)

  • 虫歯治療の各過程
  • 根っこの治療の各過程
  • 詰め物の装着過程
  • 歯周外科の根面処理過程等

ほぼすべての歯科治療で使用されています。
接着技術が必要な治療にもこの「リン酸」は使います。
当院で治療をされた方は思い出して下さいね。

お口の中がすっぱい水でいっぱいになったことがありますね。
あのすっぱい水、それが今からお話する「リン酸」です。

では、この「リン酸」ですが、吉本歯科医院での虫歯治療にどのように使っていくか、詳しくお話しましょう。

まず歯の表面には汚れ・バイ菌がいっぱいくっ付いています。
今こうしている時点でも、私にもあなたの歯の表面には汚れやばい菌がくっついています。歯の表面を爪でちょちょっとこそいでみて下さい。

爪の先に湿ったた白い垢のようなものがつくと思います。

におってみると臭いかもしれません。

この白い垢のようなものを顕微鏡で見てみるとこんな感じになります。

もちろんバイキンは生きているのでウヨウヨと動いています。

ご希望の方は歯科専用位相差顕微鏡がございますので、
ご自身のお口の中の細菌をお見せすることもできます。

唾液の中には殺菌成分もありますけれども同時にバイ菌も存在しているのです。

つまり、その細菌は歯の表面、削った歯の表面にベッタリと付いている>

「リン酸」はそのバイ菌達を除去するためにも使います。

虫歯治療の際、削った部分に被せ物をしますが、 その前に削った部分の型取りをします。

型取りをしたら仮のフタを詰めます。
その仮のフタを付けるのに接着材(仮着材)でつけます。

しかし、その仮着材が付いたままの状態で、 新しく出来上がってきた被せモノをさらに上から本番の
接着材でくっ付けると、接着力がものすごく悪くなります。

封鎖性が悪くなります。

封鎖性が悪い=バイキンが隙間から侵入する
ということです。

虫歯再発の原因をここで作ってしまいます。

この時点で仮着材を徹底的に除去する必要があるのです。

エキスカベーターという鋭利な器具を用いて仮着材を肉眼的に付着していない状態にまで除去しただけでは、ダメなのです。

最も高価な接着材を使用してもダメです。

効果が得られません。

※(社)日本歯科理工学会が発行する雑誌である歯科材料・器械に論文報告されています。
象牙質と接着性レジンセメントの接着における仮着材の影響
Influence of Temporary Cement on the Adhesiveness of Resin Cementto Dentin
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002992689
歯科材料・器械 15(3), 187-191, 1996-05-25

医学関係の方、化学関係の方はよくおわかりになるかと思います。

細菌に対応しなければいけない口腔内環境では、
肉眼的な処理では不十分で、光学顕微鏡レベルでの処理が必要なのです。

「リン酸」は接着阻害材である仮着材を除去する際にも使います。
そして歯の表面をきれいにします。

「例えば虫歯治療をする時はそのリン酸をどういう流れで、どのタイミングで、どんなふうにして使うのですか?」とある患者さんからご質問を受けました。

医学関係の方でしたが、さすがにするどいご質問です。

まず抗生物質を使用したバイ菌を殺すお薬があります。

抗生物質を作用させる場合には汚れが付いたところに殺菌剤を置いても、表面が汚れていますから、中まで浸透することができずに意味をなしません。

汚れたテーブルにどんなに殺菌剤を吹きかけても汚いままです。

汚れたテーブルの表面はまずキレイに汚れをふき取ってから殺菌剤を吹きかけなければいけませんよね。

歯も同じです。

「リン酸」はここでも登場します。

歯の汚れた表面をきれいにする時に使います。

バイ菌を殺すお薬を使って歯の中をきれいにします。

表面が汚れたままでは歯の中にお薬が到達できないのです。
そして,詰め物や被せ物を作製する時に歯の型取りをします。みなさんも経験されたことは何度かあると思いますが、 型取りをしてから、その型取りをしたものを使って詰め物や 被せ物が出来上がり口の中に入るまでには時間がかかります。

通常は1週間程度かかるのです。

型取りによって作製された歯型は歯科技工所に送られ、技工物を歯科技工士さんが作ります。

その間に日数がかかるのです。

つまり、その日に付けることは出来ないのです。
その間、歯の中にはまたバイ菌が入ってきますから意味がありません。

1回バイ菌を殺したにもかかわらず、またバイ菌が入ってきてしまうのです。
そのために仮のフタが必要になるのです。

仮のフタをすることによってシミたりする痛みを和らげるのです。

そして型取りをしている操作をしている間にもバイ菌は入りますから、
そのバイ菌を殺すために、もう1度消毒処理を行わなくてはいけません。

この処理時にもまたリン酸を使います。

そして最終的に詰め物・被せ物が出来上がってきました。
その詰め物、かぶせ物を付けるためには、前回つけた仮のフタを外さないといけません。仮のフタを外しました。
そうするとどうでしょう。仮のフタを付けた時の接着材を仮着材と言います。
仮に付けた接着材、仮着材。この仮着材が歯の表面にベッタリと付いています。そしてまた1週間もすればバイ菌が入ってきておりますから、
そのバイ菌達を除けないといけません。
ですからその表面をきれいにする必要があります。
この時にも「リン酸」を使用します。吉本歯科医院ではこのように特殊な工程でもって歯科治療を行ってまいります。
ですから患者さんには治療計画で立てた通りの治療日にお越し頂くようお願い致しております。一回目の治療と2回目の治療の間に長い期間があいてしまうと薬の薬効効果が切れ,治療部位にまたバイキンが侵入し,最初から消毒し直さなくてはならなくなってしまうのです。

治療中断の危険性についてはこちらから

さて、歯の表面にはいろんな種類があります。

  • エナメル質という硬い材質の場所
  • 象牙質という柔らかい場所
この1.と2.は同じように消毒はできないのです。
なぜなら硬さが違うからです。その場所に応じて
①消毒薬の作用時間   ②消毒薬の作用濃度   ③消毒薬の効果を変えなければいけないのです。ですから市販品ではそういうちょっとした調整具合、加減、良い加減、これが微調整できないのです。
ですから私は吉本歯科医院で使っているリン酸はお手製つまり自家製なのです。メーカーと同じ薬品から同じ作製方法で作製しています。市販品には食品と同じように添加剤として着色剤や増粘剤などが含まれておりますから、そういう物質が私には邪魔なのです。
例えば、光沢あるピカピカの板の上にケチャップを落とした場合、
サッと軽く拭いたらきれいにケチャップが拭き取れますよね。
でもじゅうたんの上にケチャップを落としたらどうでしょうか?
簡単に拭いても拭き取れませんよね。

むしろじゅうたんのギザギザした部分にケチャップが深く浸透して入り込んでしまい取れにくくなります。

これと同じ理論です。

表面をわざとギザギザした状態にすることによって、物を接着した時、くっ付けた時に物が外れにくくなるのです。
イメージとしてはこんな感じです。

つまり
付ける側、付けられる側、お互いにザラザラにしてかみ合うようにはめ込むことによって外れにくくそしてザラザラの隙間に接着材が入り込むことによって崩れにくくなるのです。

面ファスナーのマジックテープ(株式会社クラレの登録商標)を
イメージしていただくと解りやすいかもしれません。

裁縫や建築関係に携わっている方なら、すぐに納得して頂けるかと思います。
では次にザラザラそしてギザギザにするための時間です。

エナメル質は非常に硬いです。

ですからほんの少しの時間だけ薬液処理しただけでは
そういうギザギザ状態にはならないのです。

象牙質は比較的柔らかいですから一瞬にしてギザギザ状態になります。

しかし、エナメル質は硬いので30秒間の薬液処理消毒が2回必要です。

30秒間を2回???
60秒が1回でいいんじゃない?

と思われますね。ダメなのです。60秒を1回ではダメなんです。
30秒を2回です。

これは頭をシャンプーする場合の考え方と同じです。

普段、頭を洗う時に何回シャンプーされますか?
2回洗うという方、思い出して下さい。

1回目と2回目、どちらが泡立ちがいいですか?

2回目の方がよく泡立ちますよね。

1回目はまだ表面に汚れがたくさんくっついているから、です。
だから、泡があまり立たないんです。
効果が少ないのです。

シャンプーは1回という方は、通常使われている量の半分で1回目、
よく洗い流してから2回目を半分の量でシャンプーしてみてください。

いつもと、泡立ちが違うのを実感いただけるかと思います。

そういう細やかな調整の仕方をしないと歯の表面がきれいに出来ません。

そのような使い方、消毒だけではなく、表面処理などのありとあらゆる治療過程に使います。

ですので私の医院では、「はい、30秒1回目。2回目」「あと何分です!」という言葉が飛び交っています。
他の医院さんから見学に来られた歯科関係の方は
「一体何のことですか?」と必ず質問がきます。

これが虫歯治療での「リン酸」の使い方です。

そしてまた歯の根っこの治療をする時も同じです。

では、歯の根っこの治療に対してどのように使っていくのか、お話しましょう。

患者の皆様にも、吉本歯科医院で行なっている治療がどのようなものなのか、ちゃんと知って頂きたいのです。

知っていると時間が長くかかっても
「ああ、今のこの時間が私の治療に必要な時間なんだ」
と納得することができます。

しかし、「何をやっているのかわからない。必要性も感じない」となると
長い治療時間も腹が立ってくるというものです。

どうぞ詳しく知って下さいね。

さあ、では歯の根っこの治療についてお話しましよう。

歯の根っこの治療をした内部は歯根部といって、根っこの中は硬いエナメル質の歯の表面とは違い、
かなり湿度が高い状態にあります。

さらに有機質の比率が多い状態にあります。

①湿度が高い状態
②乾爆している状態
これにより接着材の付け方が変わってくるのです。

建築物を作る時でも、同じですよね。

湿気が高い時期と乾燥している時期、雨の日と晴天の日では、使う材料の水分比や硬化に要する待ち時聞が違うはずです。

湿度が高く、有機質の腐敗物の多い根っこの深部を治療するためには
表面をー層洗い流すリン酸処理を行います。

この場合のリン酸処理を行なう時間はわずか5秒です。

前回はエナメル貨には30秒を2回というお話しをしましたが、
歯根部の場合は5秒で十分なのです。

10秒も20秒も作用させるとこれは歯質を溶かし過ぎになってしまうのです。

リン酸とは酸の一種です。

例えば炭酸飲料は炭酸です。

お酢は酢酸(サクサン)です。酸は堅い豆やお肉を軟らかくする目的で料理にもさまざまな酸が使われますよね。

つまり酸というものはカルシウム成分を含む歯を溶かす性質もあるのです。

「炭酸を飲めば歯が溶けるよ~」とよく親が子に言いますが、これは事実です。

炭酸の中に歯を入れておけば、プクプクと泡が出てきて歯は溶け始めます。

炭酸を飲んだ後はすぐにお水を口に含んで隅々までブクブクうがいをされることを
お勧めする理由です。

歯を溶かすということは、同時に歯の表面を汚れと共に除去して
きれいにすることができるということです。
酸の欠点は「歯を溶かすこと」
酸の利点は「歯の表面を一層溶かしてきれいな状態にすること」

先ほどの5秒とは
酸の利点だけを上手に活用している、ということです。

だから、5秒なのです。

これ以上作用させると、「歯の表面をきれいにする」を通り越し、
「歯を溶かして脆(もろ)くしてしまう」状態に突入してしまうのです。

例えば洗浄作用の強い消毒剤などを思い浮かべてください。
簡単に洗える消毒剤がありますよね。

しかし、こういった消毒剤のパッケージ裏面の説明書きをよくお読み下さい。
こんなことが書かれてあります。

『これは強い酸ですから素手で扱わないで下さい。
手袋をして下さい。アルカリ性のものと混ぜないでください。
混ぜるな危険!換気を良くして、メガネやマスクをして目や鼻を保護してください。』

強い消毒剤の場合にはそのような注意事項が書かれています。
小さい文字ですが、必ず読んで注意事項通りに使用しないといけません。

つまり酸というのは、その濃さ濃度、作用時間によって様々な効果を期待できるのです。
使い方が大事なのです。

そしてその効果効能を知って正しく使うということがとても大事です。

弱い酸ではどんなに時間をかけても硬いエナメル質をきれいにすることは出来ません。
表面をガタガタザラザラにすることは出来ません。

リン酸であればそれが短時間で可能なのです。

そしてまたその時間配分によって歯科医師による調整・加減ができるのです。

これがもし慣れていない先生の場合には歯を溶かし過ぎたり、歯に逆のダメージを与えたりします。

ですから一般的にサラサラ状のリン酸水溶液は市販商品としては扱われることが少ないのです。

リン酸を使うのは良くない!マイルドな酸を用いるべきだといわれる先生がいらっしゃるのもそういう理由です。
歯を溶かしすぎるからという理由です。

硬いエナメル質に作用させる時間を象牙貨に作用させてしまうから溶かしすぎるのです。

なぜならば同じ薬品でありながら、歯の部位、部位における作用のさせ方や目的が違うので、
薬品の特徴を熟知して精度高く細やかに作用させる必要性がある熟練技だからなのです。

さて歯の表面に付いた汚れ、歯の表面に付いたバイ菌の層であるスメア層を取り除く。
歯の表面をでこぼこにするリン酸エッチングというお話しをしました。

1955年Buonocoreによるまさに歯科業界での革命「接着」であります。

Buonocore MG:A simple Method of increasing the adhesion of acrylic
filling materials 10 enamel surface: J Dent Res 34. 849-853. 1955

家の外壁にペンキを塗るとき、職人さんがペンキののりを良くする為にリン酸で外壁の処理しているのを参考にされたそうです。

歯の被せ物についてはどうでしょう。
歯の詰め物についてはどうでしょう。

例えば歯の詰め物、かぶせ物でみなさんご存知の素材にセラミックがあります。
セラミックとは、陶器のお茶碗です。

お茶碗を割ってしまって瞬間接着材で修理したことがある人がいるかもしれません。

使用しているとポロリと剥がれちゃいますよね。
すぐ剥がれちゃいます。
どうしてでしょうか。

確かにシアノアクリレートという接着成分が加水分解を起こして溶けてしまうということもありますが、
基本的には接着材はセラミックとくっ付きにくいのです。

セラミックも表面をザラザラにしてあげたほうが強く接着しやすいのです。

つまり付ける方、付けられる方、お互いにザラザラにしてかみ合うようにはめ込むことによって外れにくくそしてザラザラの隙間に接着材が入り込むことによって崩れにくくなるのです。

面ファスナーのマジックテープ(株式会社クラレの登録商標)をイメージしていただくと解りやすいかもしれません。

リン酸はそのようにセラミックやハイブリッドセラミックの表面のザラザラ凹凸加工処理にも使うのです。

もちろん事前にアルミナサンドブラスティングによる処理、超音波洗浄処理をした後、シランカップリング処理の前です。

そしてリン酸はスッパイのです。
お酢、すっぱいですよね。

リン酸で歯の表面を処理している時に、少しお口の中に漏れてしまうことがあります。
気をつけていても流れてしまうことがあります。思わずスッパイと思ってビックリされる方もいらっしゃるかもしれません。
想定されていた以上に酸っぱくて申し訳ありません。それはただ単に唾液で薄められたリン酸水溶液がベロに付いて味覚ですっぱいとなっただけですので、
水でゆすいでいただくだけで大丈夫です。心配はありません。
その位すっぱいのです。すっぱいですからよく洗い流さなくてはいけません。
つまりサラサラである必要があるのです。ネバネバでは洗い流しても残ってしまうのです。
市販品ではジェル状のゼリータイプになっています。技術的に熟練していない先生が使用してもしっかりと作用させられるように
ゼリータイプにしているのです。流れにくいということはつまり歯の表面に留まり、そして洗い流しにくいということです。
簡単にサッと洗っただけではきれいに全部除いてしまえない、残ってしまう。つまり残留物として残ってしまう。

歯質を溶かしすぎてしまう可能性もあります。

このような理由から私はゼリータイプを使いません。
隅々まで流れる液体の流れの良いもの、洗い残しになりにくいサラサラとした液体を使っているのです。

ゼリーはネバネバみたいなものだと思って下さい。
マーマレードみたいなジャムですね、そういう状態です。

ネバネバしていると簡単に落ちないですよね。

隅々まで綺麗に一瞬で行き渡らせるのは難しいですよね。
パンにバターを綺麗に均一に一瞬で塗るには冷たくて固体のバターでは難しいのです。

熱を加えて液体にすれば短時間で可能になるのです。

ゼリ-タイプでは扱いにくいのです。

簡単にさらりと隅々まで一瞬で行き渡って、一瞬で綺麗に落ちてくれないと困るのです。

歯根の深い部分では作用させ始めて、隅々まで浸透させて洗い流し始めるまでの時間が5秒です。

薬液が一瞬で隅々にまで行き渡って、一瞬で綺麗に落ちてくれないと 作用時聞がオーバーしてしまうのです。

歯が脆くなってしまうのです。

よく金属の詰め物とか被せ物とかをされて、ダメになって外れた時、外さないといけなくなって外した時、中の芯棒が真っ黒に錆びてしまっていたという方、思い当たる方いらっしゃるのではないでしょうか。

厳密には錆びているという表現はしません。
純銀は錆びません。

正式には腐蝕と言います。

一般的には錆びているというほうが分かりやすいかもしれませんので、錆びてるという表現を日常ではしますけれども、歯の詰め物・被せ物には金属を用います。

銀は錆びませんけれども、非常に柔らかいです。
金も同じです。

ですから噛む力に耐え得るようにいろんな混ぜ物がされているのです。
それが腐蝕を起こすのです。
いろんな混ぜ物をしたばかりに、腐るのです。

例えばこのような事例があります。

ある患者さんのお話です。
「前歯は日常生活で会話する時に頻繁に人の目に触れる部分なので多少費用がかかってもきちんと治療して下さい」とおっしゃいます。

しかし、「奥歯は目立たないので安い保険診療でしといて下さい。」
とおっしゃられることがありました。

しかしながらどんな高級車であっても、どんなに素晴らしいエンジンを積んだ車であったとしても、タイヤがないとどうでしょう。

どんなに立派な建物でも、大黒柱となる柱がきちんとした強度をもって立っていないと少しの衝撃であっという聞に全壊です。

噛み合わせのバランスを考えた設計をしなくては、たとえどんなに見栄えの良い材質をその部分に行ったとしても必ず故障し、将来何かしらの不具合を起こします。

家を建てる時と同じ、ですね。
設計が大事。 基礎が大事。 大黒柱が大事。
どんな物件でも基礎が大事です。
全く同じこと、です。奥歯はあなたの歯の大黒柱の存在です。

奥歯、いわゆる6番目や7番目という表現をします。

そのうち1本の歯は6歳臼歯って言いますよね、6歳臼歯、6歳の時に生えてくる訳です。

これはものすごい役目をします…家で言う大黒柱です。

見てみましょうね、噛み合わせの面は臼状の形をしています、
根っ子は3本も有りました。

何かに似ていせまんか?…

カメラの三脚です。

カメラの三脚はどうでしょう?

自分で立てますよね。
カメラを支えられますよね。

つまりこの奥歯は力を支えることが出来る、その様な構造になっています。

それに対して前歯は、根っこが1本ですから、
その様な力を支えることは出来ません。

つまり人間というのは、臼状の部分(奥歯)、ここで力を支え、噛む事をし、磨り潰すという事をする訳です。

奥歯には支える足が全部で16本あるのです。

これに対し前歯は全部で12本です。

あなたの歯には上下合わせて全部で28本の歯があります。

奥歯には奥歯の役目役割、前歯には前歯の役目役割、支えている足はそれぞれ違います。

下の歯の前歯は、小さいですね。
先が尖っていますね。

根っ子は細いですね。

おみこしを支えている小さい子供だと思ってください。
根っこは1本ですよね。
ではこれを立ててみましょう。
立たないですよね(――;)

すぐ倒れます、棒みたいなものですから。
すぐ倒れちゃいます。

歯というのは、畑に大根が植わっている様に、骨の中に植わっている、もっと言い換えれば、砂の山に棒が刺さっている状態だとお考え下さい。

そこに力が加わって揺れると、簡単に砂は崩れて棒は倒れて行きますよね。
どの歯にもすべて違う役目役割があります。

だから
形態が違うのです。
機能が違うのです。

前歯で奥歯を兼ねる事も替わることもできないのです。

前歯に本来の働き以外に巨大な奥歯の役目を押し付けると、前歯は耐え切れずに崩壊してしまうのです。

人目に触れないからといって奥歯をぞんざいに扱ってはいけないのです。
歯が崩れる時は奥歯から崩れていくのです。

歯を失う時も奥歯からです。
それほど重要な働きを一生かけてやってくれている、家を支える大黒柱お父さんの歯なのです。

会社でいうと社長が奥歯です。
家族でいうとお父さんが奥歯です。

大黒柱が倒れるとドミノ倒しのように一家も崩れていくのです。

奥歯を治療する時にも、また前歯を治療する時に、見える所にはお金をかけ、目に見えない所、内部ですね。
ここにはお金をかけない、という方がいます。歯の内部いわゆる芯棒と言われる部分、ここに安い金属を使ってしまったのでは結局腐蝕を起こすのです。「せっかく高いお金を出して自由診療でセラミックの被せ物をしたのに前歯の歯茎が黒ずんできた、セラミックがかけてしまった」
「セラミックを外したら内側の金属が真っ黒に錆びていた」
という患者さんはよくいらっしゃいます。それは「壊れるべくして壊れている」のです。出来上がった時の見た目は美しいけれど、いざ使いはじめると、土台がもろいので必ず故障を起こすのです。また、歯を支える内部の芯棒に安い金属を使っていたため、金属が歯茎に溶け出してしまったのです。金属アレルギーを起こす可能性も大いにあるのです。そういった安全性を無視してまで、それでも見た目だけよければそれでよいと考えるのでしょうか?きちんとした説明を受けていれば、そんな素材を選ばなかったかも、しれません。
だから、情報が必要なのです。
最終的に錆びない材質を使うというのは実はとっても大事なことなのです。よく家のリフォームとかで、外見がまったく新しいものになってしまうような技術があります。見た目、新築かなと思うような外観になったりもするかもしれません。
中の見えない所がどうなっているのかは別にして。日本人の文化として、世間体を大事にする。特に田舎ほど世間体を重視する傾向にあると言われています。目に見える所だけ派手に、中の見えない所は安く済ませる。結局被せ物を自由診療でいいものにしたとしても、中の芯棒には保険診療で使うような安価な金属で安く済ませてしまうと、結局そこから腐蝕してしまうのです。結局芯棒の支えがダメになりまずから、上物はどんなにいいものを使っていたとしても土台が崩れますから、
結局ダメになってしまいます。錆びる材質、腐食するような材質は口の中において使うべきものではないのです。
不思議な話しですよね。
これは歯科だけで起こっていると思います。
例えば海の上の船。船に錆びるような材料で船を造っているでしょうか。おそらくネジ1本からあらゆる部品すべてにおいて、錆びないようなステンレス製のものであったり、腐蝕を防止するようなコ-ティングであったり、そういうことが行われていると思います。

車でも大きなキズをしてそのまま置いておくと、その腐蝕はどんどん中にまで腐食し、結局中までボロボロになって修理交換費用が高額になってしまう。

だからキズをつけた時には早めに修理をするのが必要ですよっていうのを聞かれたことがあるかも知れません。

ロの中は酸性に傾きがちです。

いわゆる炭酸飲料、またレモンとかオレンジジュースとかグレープフルーツジュースとか、
ペーハー(pH)2とか3とか非常に酸性度の強いものが口の中には入ってきます。

つまり口の中はそういう酸性環境の中でも腐蝕しない材質を選択するというのが必要なのです。

熱いもの冷たいものが繰り返される熱膨張収縮に対しても耐久性の優れたものが必要なのです。

吉本彰夫は、(社)日本歯科理工学会のDental Materials Senior Adviserです。
日本接着歯学会の接着歯科治療認定医です。
大学在籍中にメーカーと新規歯科材料の共同開発に携わっていました。既製品の見検証を行ってきました。
作製や保管、器具の取り扱いには十分な注意と技術が必要です。

本来の効果が期待できないばかりでなく、数週間で治りますが思わぬ火傷を引き起こす可能性もあります。

では、そもそもリン酸処理は一体何のためにしているのか?

歯の表面にいるバイ菌や削りカスや仮着材を除去するため、です
では、バイ菌を除去した後の歯の質はどうなっていると思いますか?

健全な歯ばかりでしょうか?

実はそうでないことがあるのです。

中は柔らかい
そして
含水率が高い
のです。

含水有率とは専門用語です。
含水率というのは何かと言いますと水を含んでいる割合なのです。イメージしてみて下さい。
砂漠の砂どうでしょう?水分っ気がないですよね?
潮干狩りの時の砂、ヌメヌメしていますよね。
水をいっぱい含んでいますよね。さきほどの砂漠は固い岩盤や水分がありません。
墓石のようなものは、雨が降っても固いままですよね。つまり
水分を含むものと
水を含まないものがある

ということです。水分を含んでいないもの、
例えば、渇いた紙はのりでくっつきます。
これに対し濡れた紙、水分を含んで濡れたもの同士はくっつかないのです。有機質、無機質という専門用語の分類があります。無機質のものは水分が少ないので乾かすとすぐに乾きます。
有機質は乾かしても十分に渇かない、奥の方では湿っている水分があるのです。同じ接着剤でくっつけてくっつくと思われますでしょうか?残念ながらくっつかないのです。ですからその有機質がなくなれば、実は接着力は高まるのです。封鎖力が高まるのです。この有機質をいかに除去するのか?
そしてこの有機質を住処としてバイ菌が将来繁殖するのです。
この有機質を除去するための処理が吉本歯科医院にはあるのです。これは次亜塩素酸処理と言います。思い浮かべてみて下さい。お風呂場や水回りの掃除で使う商品がありますね。
ハイターや
カビキラー
といった商品です。皆様もご家庭で日常的に使われていることと思います。あの中身は一体何でしょうか?
正体は、次亜塩素酸ナトリウムなのです。

たとえば、お風呂で排水口に水が詰まりました。

髪の毛が詰まりました。

排水口には髪の毛がたくさん詰まっています。

そこに次亜塩素酸ナトリウムを振りかけるとどうなるでしょうか?

溶けるのです。
髪が溶けるのです。

溶けて下水に流れていくのです。

次亜塩素酸というものは強力な消毒薬です。
たんぱく質を分解してしまうのです。

歯の表面、エナメル質ってとても硬いんです。
無機質だけです。

しかしながら根っこは歯髄といって神経血管が常にあったところですから
有機質で覆われているのです。
柔らかいのです。
含水率が高いのです。

その有機質が存在しているままでは、接着力、封鎖力が格段に落ちてしまうのです。

この有機質をきちんと除去しているのと、していないのでは
将来のその歯の状態というものが変わってしまうのです。

それを可能とするのが次亜塩素酸処理なのです。

この次亜塩素酸、流れやすいと体に付きやすい
流れにくくすると隅々までいきわたりにくい、という性質があります。

それぞれのメリットデメリットを考えた場合吉本歯科医院では液体製の流れがいいものを現在は使っております。

さあ、話は続きます。
カビキラーを壁にシュシュッとかけてみました。さっとすぐ洗い流してみて下さい。いっぱいカビが残っていますよね。排水口に詰まった残った髪にささっとカビキラーをかけてすぐ流してみて下さい。溶けてないですよね?
そうなんです。溶けるには時間がかかるんです。
時間が必要なのです。有機質に次亜塩素酸をかけてそしてそれが溶けるには
すみずみまで行き渡るには時間が必要なのです。5分から10分
実験室的な結果をもたらすには20分の時間が必要であるというように結果がでております。現実的にはお口の中で20分その薬液を満たし口を患者さんに開けて頂き続けるという
これは、不可能です。吉本歯科医院ではその時間と効果のちょうどいい時間というのをみて
可能なら10分以上と定めています。ですから
そのような治療を受けられた方は「今から消毒しますので5分から10分ほどお待ち下さいね」ということをお聞きにらなれたことがあるかと思います。ただし患者さんによっては
つばを飲み込んだり
舌(ベロ)を丸めたり
ご自身で舌(ベロ)をコントロールできない方がいらっしゃいます。舌(ベロ)のコントロールができない方はどうなるのか?
舌(ベロ)が動き回ってしまって定位置にいられないのです。舌が動くことによって唾液が動くのです。唾液と薬液が混ざりその薬液が流れ出してしまうことがあるのです。唾液と一緒に口の中に薬液が漏れ出してしまうことがあるのです。
そうすると当然なのですが舌(ベロ)とか粘膜にやけどをおってしまいます。ですから舌(ベロ)のコントロールがご自身でできない方に関しては
消毒時間は5分と決めております。もしくは場合によっては、それが流れ出た時点で
もうその消毒はその方は終わりとなるのです。また逆に長い時間口を開けた状態にして薬液を浸した状態で維持できる患者さんの場合は5分10分ではなく15分でも持続して頂いた方が薬の効果が高まるのです。それにより消毒時間を決めております。保険診療ではそのような長時間の消毒をするという行為は想定されておりません。
すべての診療開始から診療修了までにおいて
根っ子の治療において15分で完結するという規定があるのです
表にはあまりでておりませんで
つまりそのような薬品薬液として必ずしも高価ではないお薬を使ったとしても治療において時間がかかる場合には残念ながら保険の治療の適応にはならないのです。

歯科材料に対する理解

虫歯になり、歯科医院で治療する際に、通常、虫歯部分を削ってその削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)をします。
その被せ物(補綴物)の素材について、ちゃんとした知識を持ち、自分が行なう治療に対して最良の材質を選ぶことができる歯科医師は、意外に少ない、ということもご理解いただければと思います。

歯科医師自身が、自分が行う治療に使う材質のことを良く理解しているということは重要なポイントです。

例えば、歯を削った部分に詰める詰め物ひとつにしても、その材料は、どういう材質でできているのか、口の中に入れ続けることで将来どのような変化が起こりうるのか、また入れる材料同士の相性はどうなのか?

レジン(歯に入れる詰め物の材料)とは一体どういう材質でできているのか?

各メーカーによって中身も違う、相性も違う。メーカーによっては非常に価格の安価なレジンもあります。
しかし、安価には安価な理由が必ずあります。

その歯科医院で使用している歯科材料がどんなものなのか。患者さまにはその事実はまったくわかることはありません。

将来、お口の中に異変を感じた時、その理由は明らかになります。

その事実をはたして治療を行っている歯科医師がきちんと理解して使っているのか?

例えば、最新の審美歯科治療材料である、ジルコニアは、各社メーカーにより特性も違えばそのジルコニアの上に盛り上げるセラミックの相性にも大きな差が出てまいります。

どこの歯の治療にジルコニアを用いていいのか、どのような設計であれば長期の安定が得ることができるのか、それが分かっていなければ破折などのトラブルが起こります。

大学では教えてくれない事実は歯科業界にはたくさんあります。
歯科業界に限らず、どんな職業でも同じだと思いますが、貪欲に学び続ける姿勢がないのであればその職業のプロと言ってはいけないのです。

今、なぜこんなに金属アレルギーの患者さまが多くなってきたのか?

それはもちろん保険診療の弊害もありますが、歯科医師自身が患者さまのお口の中に入れる材料についてきちんとした知識を持ち、取り扱い方を知らなかった、また、知ろうとしなかった、という点に問題があるのではないかと思います。

正しく知れば、その取り扱い方にも慎重になりますし、きちんと患者さまに説明して差しあげることもできます。

吉本歯科医院で行なう治療は、すべて院長吉本彰夫の診断に基づき患者さまのお口の中に入れる歯科材料を決定しております。

歯科技術だけでなく、歯科材料の研究はものすごいスピードで進化しております。

「昔、習った」ではなく、歯科医師は常に「学び続ける」という姿勢が最も大事です。
今日、最高だと思ったことが明日にはもう古い技術だったりするのが医療の世界です。
また逆に、新しいことだけが決して良いわけでもありません。

そのためにも、常に最新の情報、知識を学ばなくてはならないのです。
院長、吉本彰夫は(一社)日本歯科理工学会http://www.jsdmd.jp/のDental Materials Senior Adviser指導医として常にもっとも新しい知識を学び続けております。
※(一社)日本歯科理工学会とは、最先端の歯科材料や器材の研究を行なっている学会です。

最善の材質で、そのかぶせ物をかぶせる際に、さらに吉本歯科医院では特殊な接着技術を用いております。

この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。
正しい歯科材料を選択し、きちんとした接着技術を行なうことができる、これこそ、他医院では決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている自信です。

吉本歯科医院で治療をお受けになった患者さまが、「なぜこんなにちゃんと治っていくのか」と驚かれる理由は虫歯治療ひとつとってもこんな秘密があります。

これからはご自身のお体や歯はご自身できちんとお守りいただける時代がやってまいりました。
そのために「知らなかった」ではあまりにも悲しすぎます。
どうぞ、本当のことをお知りください。
そして、お口の中がどうなっていて、どうすればご自分の歯を生涯守ることができるのか、どうぞ知って下さい。

そのためのお手伝いをさせて頂くことが吉本歯科医院の使命と感じています。

・何度も同じ部分が虫歯になる
・何度も同じ部分の被せモノが故障する、はずれる
・銀の被せ物をした部分が被れてきた
・歯をできるだけ削りたくない
・痛みのない治療して欲しい

・・・・・このようなお悩みの方はまずはご相談下さい。

歯科の保険診療と自由診療は何が違うのですか?

と思われた方は多いことと思います。

実際に私のところにも
「この歯の治療に保険は効きますか?」
というご質問をよくお受けします。

つまり
保険治療と自由診療は何が違うんですか?
ということですね。

一番の違いは
保険診療には「使っていい材料」や「使う技術」「薬品」などすべてに関しては決まりがあるということです。
つまり、細かく細かく制約があるのです。
保険診療には、細かな制約制限があるのに対し自由診療には、制限がありません。
最新の治療ももちろん使うことができます。

例えば、行政等に出す書類
司法書士さんという専門の方がいて作成されますよね。ものすごく規定が決まっているのです。こういう状況の時にはこういう風に治療しなければいけない。
こういう場合にはこのように治療しなけばいけない。
この薬を使わなければいけない。
この場合にはこの治療法ではなくこの治療法しか選択肢はない。
などという細かい決まりがすべてにおいてあるのです。
例えば、
ゲームでは、アイテムという武器があります。10個くらい武器があります。
いま、手元に10個くらい武器があります。保険診療で使える武器はいくつかな?
と考えたら、おそらく1個です。
1個の武器で何ができるのでしょうか?これに対し、
自由診療で使える武器は無数に、あります。
制約がないから、です。最新の技術を使って、あらゆる治療を行うことができるのです。

泳ぎの達人の方がいらっしゃいます。

しかし、全身を鎖でしばりつけられて海に放り投げられたとします。
さあ、無事に生きて帰ってこれるでしょうか?

難しいですよね。
どんなに達人でも手足縛られてしまえば、泳げないのです。

また、想像してみて下さい。

現代において各家庭にテレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、車、
当たりまえのように入ってきました。
皆様の生活の中でも
もはや「あたりまえ」ですよね。しかし、その
「あたりまえ」を全部取り上げられて見て下さい。
はたして今のような時間を効率的に短縮させた快適な生活を送れるでしょうか?送れませんよね?つまり保険診療というのは制約制限が非常に強いということなのです。例えば震災で
仮設住宅を国は国民に提供してくれました。ありがたいと思っていらっしゃる方は大勢いらっしゃいます。
しかし不十分だと思っている方もまた、多いと思います。
「こんなところに一生住めない」
「一生安心して快適に住めるところが欲しい」


まだまだ問題山積みです。国は国民一人一人に対し
「国民全員が満足するような快適な場をお膳立てしてくれるものだ」
と思っていらっしゃる方はまだまだいらっしゃいますが
そのようにはなっていないのが
現実です。つまり私達が住んでいる日本の国とは、そういう考えの国なのです。
それぞれのみなさんが思ってるような国民ひとりひとりを満足させるために税金を使っているわけではないのです。
「国民ひとりひとりが快適で安心して、しかも安全な生活」を送れるために
満足させることができる、というようにはなってはいないのです。まずは、それを知って下さい。必要最小限、生きるためではなく、死なないために行なうことの治療
これが保険診療の発想なのです。よくテレビで先進治療
海外で使われているいい治療や薬
いい機械
これら全てを
保険が適応されたらいいのになあ
と思います。国民みんな思っています。
しかし、そんなことはないですよね?
ないんです。この現在の歯科の保険制度は
戦後間もないころ
国民の多くが死ぬかもしれないどうにもならない環境
そんな中で
自分では痛みを止めることができない虫歯治療に関し、

その痛みをいかに止めるか

いままさに、死のうとされている人をいかに救うか
その考え方を基準とされているのが現在の保険診療なのです。

「国が認めている制度なんだから安心できて安全で快適な治療なんだろう安全な材質なんだろう」
と思っていらっしゃる方はまだまだ多いです。

しかし、
保険診療とは
最低限の治療
です。

最低限とは、その字の通り
「最低限」ですので、安心、安全と言う意味ではありません。

つまり病気でないものつまり予防に対してはそもそも保険診療にならないのです。
入れ歯がいやだから、もっと快適な治療を
とか
色が気になるから審美的に美しいものを
とか

または
「虫歯にならないために予防する」
いわゆる予防治療であるとか
よりいい状況にしようという治療は保険診療では
一切認められていないのです。

保険制度の中にそもそもその考え方がないのです。

そこででてきたのが混合診療という考え方です。

死に直面される病気の方がいらしたとします。
この方がある一部の薬、特殊な薬を海外から取り寄せてもらいました。
そしてその薬を使って治った。
その薬とそれに要した検査や入院費はすべて一切合財全額自己負担なのです。

ここで、疑問が出たのです。
もしこの治療を選択しなくとも従来の保険診療を受けたとしても
当然かかるべき入院費用
当然かかるべき検査費用
当然かかるであろう治療費
すべて全額自己負担なのです。

ここで疑問ももたれる方すごく多かったです。
しかしながらこれは裁判になり、最高裁の判決もでています。
すべて自己負担であると。

患者さんご自身がそのようないい薬を探し出し
その薬を使いたいという方はいわば
「贅沢である」という捉え方なのです。

車も消費税が開始されるまで、税務上「贅沢品」として物品税という間接税が製造元からの出荷時点で課税されていた為、卸小売り時には既に価額に含まれており、一般的に納税という認識のないまま支払っていたと思います。

その「贅沢品」をあえて使う、所有するというのであれば
その人には「贅沢品」を所有できる余裕があるという考えになり
「自動車税」さらには取得価額が50万円を超える場合に「自動車取得税」が課せられます。

みなさんも納めていらっしゃいますよね。
自動車税はそもそも昭和15年Iに戦争の費用調達のために
作られた税金です。(http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/199910/02.html)

当時は、車を持つということは贅沢なことであったのです。
しかし、現代では車はもはや生活必需品です。
よって消費税の開始とともに物品税は廃止され、自動車税は固定資産税の一種となっています。

歯科においては
見た目があまりにも悪いと
人々に与える影響というのがありますので
一部混合診療というのが認められています。しかしながらまだまだ
神経を残す治療であるとか
歯を残せる治療であるとか
失った歯を自分の歯のように再現するインプラント治療であるとか
殺菌剤を使用した虫歯治療、歯の根っこ治療であるとか
歯並びを改善する矯正治療であるとか一切認めていません。

それは病気ではない
という考えです。

そんなものまで国の税金で負担はできない
という考えなのです。

つまり世のみなさまが「たったこれっぽっちの治療が保険診療でできないっておかしくないですか?」

というような治療であったとしても
日本の国の国家予算は破綻にいたっているのです。

それは現在の日本の経済の様子を見ていれば
お分かりいただけるかと思います。

おそらく今後これよりよくなっていくとは
考えにくいでしょう。

では、この国家予算を減らすためにどういうふうにしたのか?
歯科の保険診療の例をとってお話しましょう。

歯が痛みを感じるのは
神経があるから、痛みを感じるのであります。

だから、痛みを感じさせなくさせれば痛いということにはならない。
だから神経に近い場合には神経を取りましょう。神経に近い治療をしてギリギリのところで神経の治療をして、もし残るかどうかわからない、
その場合には、すぐに詰め物をして蓋をするのではなく一ヶ月くらい様子をみて
痛みがでないかどうかを確認したうえでそれからうわものを(かぶせ物、詰め物)を作って下さい。
という考え方になります。要するに突貫工事をしてはだめだということです。
(※ 突貫工事・・・短期間で一気に仕上げる工事のこと)突貫工事をした場合はあとから
症状がでたり痛みが出たりした処置をまたやりかえしないといけない
場合によってはまた別の治療を開始しないといけない
つまりそういう治療を受けた場合には一ヶ月くらい様子を見てから次の治療に入って下さいよ
ということです。よく患者さんが
「はやく治療して下さい」
「はやく次のかぶせ物をして下さい」
「はやく蓋をして下さい」

というご希望があるのですが
残念ながら
このように神経の近くを触った場合には一ヶ月は直接触れないという保険の決まりまであるのです。当然のことながらはやく封鎖してあげたほうがいいわけです。そういうことは自由診療なら可能なのです。また、吉本歯科医院で使用している神経を残すために使う薬剤も医科においては使用することは認められていますが
歯科においては認めらていません。用途が違うためです。多くの制約があるのです。病名や用途がこと細かく決まっているので
使える薬、使えない薬があるのです。
神経の近くを治療している場合にはのちのち痛みが出る場合があります。それは
困るのです。
保険診療としては。ですから将来痛みがでるかもしれない可能性がありそうな神経は
神経を取ってしまいましょう
ということになります。最新の技術をもってすれば残すことができるかもしれない神経であったとしても
保険診療では「神経を取ってしまいましょう」
ということになるのです。
神経を取るということは
その神経を殺すということです。
また、「神経を取ってしまいましょう」というもうひとつの理由として
「神経を残す治療」には技術が必要、ということなのです。神経を残すための技術を診断する先生が持っているかどうか、ということも実は大きなポイントとなるのです。歯の神経を取るということはつまりはその歯は死ぬということを意味します。
心臓がバクバクと生きていた状態から内臓を抜いて剥製(はくせい)にしたという状態です。生きている木の枝は細くても簡単には曲げても折れません。 枯れ木はすぐにポキッと折れてしまいます。
ですので、その歯はたとえ表面的に見た目は白くきれいな歯であっても神経を取っているので枯れ木と同じです。

神経を取った歯の強度は10分の1まで落ちます。

神経を殺しているので
そこには栄養がいかないから、です。
当然、歯を失う可能性は格段に高くなります。

将来痛みがでにくくするためには神経を取った方がいいという
とるべきであるという判断です。

また根っこだけが残っていてかぶせモノをする場合に根っこが弱い場合
昔であればなんとか使えるだけでも使いたい
一年でも二年でもいいので使えるだけでも残して使って欲しい
そういう気持ちはおありかと思います

これもダメです。

短期間に崩壊する可能性のある治療に関しては治療を行ってはいけないという決まりがあるのです。

たとえば金属のかぶせ物
これは2年間は少なくとももつような状態でなければ
被せるという処置をしてはいけない

と言う「基本的な考え」があるのです。

同じところを何回も治療するなんて
そんな税金の無駄使いは「ありえない」わけです。

ですから2年以内に壊れるようなものを作製してはいけないのです。
2年以内に壊れるようなものが作製された場合にはそれは歯科医師の診断ミスであると判断されます。

2年も持たないような歯に対して
治療をするということはそれは歯科医師の判断ミスであるからその後の治療に関しては歯科医師がその後の治療に関しては責任をとって自前で治療をするべきである。保険診療でその尻拭いはできないという保険の考えがあるのです。

ですので
かぶせ物をした場合には
2年以内に壊れた場合には
次は保険が効きませんよ、自由診療になりますよ、という文言をあなたも聞かれたことがあるかもしれません。

ですから将来長くもたないであろう歯に関しては抜きなさい。
となります。

抜いて歯がない部分にしっかりかめるようにインプラント、なんてことは
そんなお金のかかることは税金では認めてくれません。
保険診療では認められないわけです。

だから、

合わなくても
痛くても
見た目がよくなくても
食事がまずくても

入れ歯にしなさい
ということです。

そのような国の考え方、
税金の平等的な分配の仕方の理念に立てばそういうことが保険診療の対象となり
どういうことが保険の対象とはならないかということがわかりやすいかもしれません。

保険診療とは、快適で、安全で、安心で、
国民の全てに幸福を提供してくれるような内容のものでは、ありません。

戦後間もない
物資があまりない時代に作られた
「国民全員が受けることができる最低限の治療」
ということなのです。

治療中断の危険性

みなさんは、こんな体験はありませんか?

歯が痛くなったので歯医者さんに駆け込んだ

ある程度治療をしてもらったので痛みはおさまった

口の中には治療途中になった治療部分があるまま
または、
仮の詰め物、仮の歯が入ったまま

それでも、痛みは治まったし
仕事もとっても忙しいし治療予約をキャンセルしたままそれっきり
治療は中断したまま、延期したまま
こんな体験はおありになりませんか?吉本歯科医院にお越しになられる患者さんのお口の中を私が診させていただいた時に治療を途中で中断したままの状態が、悪化して再発、ひどいお痛みを起こしているケースは少なくありません。
ご本人の自覚もあまりなく
「え?とりあえずは痛みが消えたのでいいかな…と思って」
という程度です。虫歯は虫歯治療の際に、きちんとバイキンを殺し削った部分を徹底的に殺菌するお薬を入れその後、バイキンがない状態を保ちつつ表面を処理した後、しかるべき接着材を使って確実に封鎖することが大事です。吉本歯科医院ではあらゆる治療、虫歯や歯周病、歯の根っこ治療などに特殊接着技術を使っています。もし、この確実に封鎖するという工程が抜け落ちていたなら、近い将来必ず虫歯は再発し、さらに悪化し、歯を失う大きな原因となります。ですので、もし今後、吉本歯科医院にてなんらかの治療をスタートされた場合には
必ず守っていただきたいお約束がございます。治療計画でたてた通りの来院日にお越し下さい。また、治療と治療のあいだには必ず歯科医師がお伝えした期間内に必ずお越し下さい。私の医院では、一般的な歯医者さんの虫歯治療のイメージとはまったく違う工程をとっております。
治療1回目
治療2回目
治療3回目
・・・と、お願いするとおりの期間内に必ずお越しいただきたいのです。一回目の治療と2回目の治療との間に、長い期間があいてしまいますと大変な状態になってしまうことがあります。
大変な状態とは
歯を失うことになってしまうかもしれない
というところまで繋がっていきます。決して、オーバーにお伝えしているわけではなく吉本歯科医院には実際にこのように
治療を中断されたまま何年も放置してきたたまらない痛みでどうにかして欲しい
何度も何度も同じところばかりが悪くなる

という患者さんがお越しになられます。
患者さんとお話をさせて頂くと、多くの患者さんが「治療を中断すること」「途中でやめて放置しておくこと」「不適切な通院間隔」の危険性をご存知ないのです。

どうか、知って頂きたいのです。

吉本歯科医院では、最終的に最終補綴物(被せモノや、詰め物)をお口の中にセットする日を決めます。

そしてその日に合わせて型取りをいつ、するか?

仮の歯をいつ、つけるのか?

いつ、芯棒をつけるのか?

そういうところまで全て逆算して決めていきます。

この途中で残念ながら患者さんのご都合で治療と治療の間に時間があいてしあうと、
望ましい結果ではないことが起こるわけです。

吉本歯科医院としては、最善の状況を維持しつつ治療を進めてまいりたいのです。

目には見えないバイ菌との戦いです。

吉本歯科医院では、バイキンを殺すお薬を使って虫歯治療など、歯の根っこ治療など行なっております。

そのバイキンを殺すお薬ですが、
お口の中で効果を発揮してくれる期間は1週間程度しか、ないのです。

一度薬を入れたからといって、一生口の中に残って効いているという事は、ないのです。

ですから、虫歯治療や歯の根っこ治療などをお受けになられた患者さんの場合には終わった後にかならず「封鎖」し、治療部分を閉じ込めてしまうのです。

バイキンがその中にはいってこないように、シェルターのように閉じ込めてしまうという作業が必要なのです。
ですから、最後の詰め物、被せモノの段階で封鎖性のない素材などを使用した場合には、
せっかく頑張って神経を残したにもかかわらず、被せ物をした途端にそこから
バイキンが入り込んでまた痛みがでる、疼いてくる、ということが起こります。

前に治療したところが何度も虫歯になるという理由はそこにもあります。
「封鎖」という作業をきっちり行なっているかどうか、です。

被せ物や詰め物が外れるか外れないかという基準ではないのです。
そしてバイキンを殺すお薬を使ったならばその薬を使ってバイ菌を殺したならば一週間後には、次の処置をしなくては、ならないのです。

完全封鎖をしないといけないのです。
治療した部分に蓋をしないといけないのです。

だから、次はかならず1週間後にはお越し下さいというお約束をさせて頂いております。

治療が途中になった状態で何週間も来院されない ということになれば、何が起こるでしょうか?

治療している部分にどんどんバイキンが入り込んできます。
口の中はバイキンでいっぱいです。

歯の根っ子の治療をしている方は今度は歯の根っこの奥深くまで骨まで神経や血管までバイキンが到達してしまいます。

いくところまでいってしまったら炎症を起こし、神経を抜かないといけない、
歯を抜かないといけない入院しないといけないというところまできてしまうのです。
みなさまご存知の通り神経を抜いた歯は、枯れ木と同じです。見た目は「木」ですが、柔軟性がありませんのでほんの少しの力でパキッと折れてしまうのです。
死んでしまった歯もまったく同じです。神経を抜いた歯の強度は神経がある歯の強度の1/10ほどの強度しかありません。私達は、歯科医師と歯科衛生士は診療室の中で日々目には見えないバイ菌と戦っています。なんとかバイキンと戦い勝ち抜き患者さんの10年後、20年後の歯だけではなく、健康までお守りしたいと思っています。治療を中断することの危険性をまずは、知識でもって知って下さい。不幸は知らなかったから、起こります。もし知っていれば、違う行動を取っていた、ということは私達にはよくあります。
どうぞ知って下さいね。
私の医院では、特殊な薬を使って治療を行うことが多いので、治療計画が特に必要になってきます。ここで、患者さんからよくある質問なのですが、
「虫歯治療に使う薬はいつまで、ずっと体の中に残り続けるのでしょうか?」
おそらくこれは今話題の金属アレルギーのことをテレビなどでご覧になったからかと思います。
金属アレルギーは金属が体の中に吸収され、血液に乗って全身にまわり身体の免疫が反応してしまうものです。
特に手や足の末端に蓄積されて掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になられてしまう方もいらっしゃいます。
歯科で使う詰め物や被せモノも金属です。つまり、ヘドロのように溜まっていくのです。
溶け続けていくのです。ダムから水が放流されるように口の中から
金属イオンが溶け流れ続けていくのです。

タバコも一緒です。

タバコの害は以前ニュースレターでも詳しくお話しましたが、
タバコの煙は消えてなくなるのではなく、細かいタバコの粒子を肺の中に吸い込んでいるのです。
この粒子が肺の中に溜まっていくのです。

どんどん蓄積されます。
排出されない。

タバコの粒子が蓄積された肺はガチガチに硬くなります。
細い血管に十分血が流れなくなります。
そして慢性閉塞性肺疾患(CPOD)や、肺がんに至るのです。
だから体にとって、ものすごく悪い。

そう考えると、歯科の治療で使う虫歯部分に塗布する薬、抗生物質って、
口の中に入りそれが体内に残っても大丈夫なのか?と思われる患者さんもいらっしゃいます。
薬、抗生物質を体の中に入れると、それが長期間にわたって薬が残って悪い影響が出るんじゃないか?と。
もしくは、その薬がずっと効き続けているに違いないと思われている方も多いわけです。

薬についてお話しますね。

たとえばビタミンB・ビタミンC等も人間にとって必要ですよね。
これらは水溶性です。

水に溶けます。

簡単に体外に排出されてしまいます。
非常用に体内備蓄出来ないのです。

ビタミンCを定量よりも多くの量を取ったとしても、すべて尿として流れてしまうのです。
それに対して、ビタミンAやビタミンEは水に溶けにくいです。

体に残り易いのです。

一度に取り過ぎてはいけないのです。

みなさんも、体験がおありになると思います。
ビタミンBのサプリメントを取った時、おしっこが黄色くなったことが。
あれは定量より多くとったものは、おしっこの中に流れでてくれているのです。
本来の必要量を取っても、本来の量の10倍の量を取ったとしても、
一瞬にして体外に排出されてしまうのです。

ではバイ菌を殺すお薬ですが吉本歯科医院では虫歯治療だけでなくあらゆる治療に使います。

たとえば、歯の根っこの治療で使います。

私の医院ではバイ菌を殺すお薬の治療をしたからといって
安心をされている方がいらっしゃいます。

バイ菌を殺すことに成功したので神経を抜かずに、
歯を抜かずにすむことができた。

ああよかった、もう大丈夫だ…と。
こう、考えてしまわれる方、多いんですね。

実はそのバイ菌を殺すお薬、1週間程度しか効かないんです。
一生その人の口の中に残るってことはないんです。

1週間もすれば効果がなくなるのです。

ですから、そういう治療を受けられる方の場合には、
終わった後に完全に閉じ込めてしまう「封鎖」という作業が必要です。

バイ菌がその中に入ってこないように、シェルターのように閉じ込めてしまうという操作が必要なのです。

ですから最後の詰め物・被せ物で封鎖性のない、たとえば保険の材質のものを使ったりしたら、せっかく頑張って神経を残したのにもかかわらず被せ物をしたとたん、そこからバイ菌が入って痛みが出る、疼く、神経残したはずなのにまたダメになる。

ということを繰り返してしまうのです。

逆に言えば、バイ菌を殺すお薬を使ったならば、薬を使ってバイ菌を殺したならば1週間おき程度くらいで次の処置をしなければいけないのです。
蓋をしないといけないのです。

封鎖をしないといけないのです。

たとえば根っこの治療をした場合には、芯棒を立てないと
その上に被せモノを作ることが出来ません。
支えるところがないからです。

ですから芯棒を付けるまでの期間は約1週間です。
そして芯棒を付けた後、被せモノをしていくんですけれども、それも1週間位で付けるのが理想です。
残念ながら材質によっては1週間では作製できないものもあるんです。
その場合にはどうするのか。

直前にもう1度薬を使ったりもするわけです。
そうすると表面のバイ菌を殺すことが出来ます。
芯棒を立て、仮の歯を被せますと、見た目的にも問題なく、もちろん痛くもなくちゃんと
噛めるようにはなっています。

「うん、これでも十分大丈夫!」と思ってしまうと大変です。

しかし、人間は、痛さが消え不快さが解消されるとまたつい日常の忙しさの中に意識が戻ってしまうものです。
さあ、では「芯棒を立てて仮の歯になった」この状態で、もし何週間も来院されないと何が起こるか。
ちょっと考えてみてください。

あくまでも被せているものは「仮の歯」です。
「仮の歯」ですので、隙間からバイ菌がどんどん入ってきます。
中の奥深くまでバイ菌が入ってしまいます。
しかし、目には見えません。

痛みなく、目に見えることなくばい菌は確実に侵入していっているのです。
こうなってしまうと、せっかくお薬を詰めて芯棒を立てたにもかかわらず、
全部外さないといけないんです。
外す時には削って除去するしかありません。

ですから芯棒はバラバラの状態ですからもう使えません。
また芯棒の費用が掛かります。
そして芯棒を外すということは、
もう1度ご自身の歯を一層削ってきれいな面を出す、
ということを指します。

またご自身の歯が弱くなってしまいます。

そしてまた中に菌が入っていますから、また菌を殺さなくてはいけません。
何度手間にもなってしまうんですね。

場合によっては歯を失いかねない、そういうことにまでつながってしまいます。
ですから吉本歯科医院では最終的にセットする日を決め、それに合わせて型取りをいつするのか、仮の歯をいつ付けるのか、芯棒をいつ付けるのか、そういうところまで決定されるのです。

逆算し、芯棒の型取りをした時には、じゃあ芯棒を付ける日はいつになるのか、被せをするのはいつになるのか、仮の歯はいつになるのか、という予約を全部決めて、お約束をお取りするわけです。

これが残念ながら患者様のご都合で間があいてしまうと、望ましい結果ではなくなることがあるわけです。

芯棒を付ける時、期間があいてしまった場合、これは封鎖をしておりませんから、もう1度消毒をすればその漏洩をまた付けることができます。

どうしても1週間後程度でお越しになれない場合には芯棒を合わせるだけ合わせて、もう1度消毒をし、そして翌日にもう1度来ていただき芯棒を付ける。
そのようなテクニックを使うこともあります。

しかしながら芯棒を付けた後に仮の被せをした場合には、もう封鎖は一部始まっていますので次の被せの時には間があいてしまったら、残念ながら中に入ってしまったバイ菌を殺すことはできないのです。

難しいのです。

ですので吉本歯科医院としては最善の状況、目に見えないバイ菌との戦いですので、お約束の日を決めさせていただいておりますので、是非それにのっとってお越しいただけるようにお願いしたいのです。

またどうしてもご都合の悪い場合には事前にご連絡をください。

ご連絡を頂ければすぐに治療の手順を確認し、治療計画を立て直すことが可能です。
なるべく先にご相談くださいね。

また最終的な被せモノ(本歯)をつけた当日は、接着材をわざとおおざっぱに除去しています。
わざと、です。

理由は、封鎖するための接着材が完全に固まるのに1週間かかるからです。

完全に固まっていない段階で完全に接着材を除去してしまうと完全封鎖が壊れてしまう可能性が大きくなります。

なので細かい接着材をつけたまま一週間後にお越し下さい。

もし、予定日にお越しになられない場合、口の中に残った接着材が異物やバイキンの温床となり悪影響を及ぼします。

最終的な被せモノ(本歯)が入った後にも必ずお越し下さい、という理由はここにあります。

さて、口の中は微妙なバランスでもって維持されています。
左右両方で力を分けて噛むことでバランスを保っています。
「私は右で噛めるから、左は少々抜けてても欠けてていいわ」
「右で噛めるけど、左で噛めない」

とおっしゃられる方がいます。

さあ、たとえばあなたの車を思い浮かべて下さい。

車にはタイヤが4つあります。

もし1つのタイヤの空気が抜けパンクしたまま
走り続けていたらどうなるでしょう。

いろんなところにガタがきますよね。

ホイールが壊れてしまうかもしれない。
もっと怖いことになるかもしれない。
事故になるかもしれない。

歯の構造もまったく同じです。

例えば、あなたは両足で1km位歩くことを想定してみてください。
十分歩けますよね。

さあでは、片足ケンケン、どの程度休みなく歩けますか?
500m歩けますか?

おそらく普通の方は100mも大変なんじゃないでしょうか。
つまりどんなに健康な足だとしても片足では、両足ったら1kmでも2kmでも歩けるのに、片足ケンケンでは100mすら歩けないのです。

半分になったから半分の強度や耐久性があるか?といえば、ないんですね。
歯の治療も同じです。

右の歯が大丈夫だから、左の歯の治療はゆっくり時間かけて
のんびり時間をかけてやってもいい。
そんなことではないんです。

中断や延期をすると、そこでトラブルが発生します。
またインプラントや矯正治療のように長期間に及ぶ治療もあります。

その場合にはなるべく「堅いものを食べないで下さいね」
というようなお話しをしています。

場合によっては皆さん普段お食事されている

普通のお食事すら堅すぎるというお話しをしています。

頑張って治療しているんですけれども、治している側の歯の治療が完成した頃に、
左の治療をしていて右で噛んでいた。
左が完成する頃には右の方が疲れ果てていて歯が壊れていった。
歯が強度に耐えられずに割れていった。

やっぱり何人かの方はそういう方がいらっしゃいます。

そういうことも見据えて事前に計画を立てているのですが、
死んでいる歯などは予期せぬ力で簡単に折れてしまう。
生きている木の枝って曲げてもたわみますよね。
柔軟性がありますよね。
枯れ木だとすぐポキッと折れてしまいますよね。

死んでいる歯は柔軟性がありません。

ちょっとした力でいきなりポキンと折れます。
痛いとかしみるとか、そういった自覚症状もなくある日ポキッと突然折れてしまうのです。
ですから「治療計画」ってすごく大事なんですね。

神経を取ったままの状態で放置したり、仮歯のままで生活を続けたりすることは絶対にやめてください。

治療を中断や延期するということは、あなたの歯を失わせる大きな原因になるということを知って下さい。

歯を失ってしまった方の多くは、「なぜ、あの時ちゃんと治療終了させなかったのか」と悔やみます。

歯を失ってからでは、もう遅いのです。
どうぞ知って下さい。
歯を失う前に。

一度、治療をはじめたら必ず最後まで治療をお受けください。

診断が変われば治療は変わるについてはこちらをご覧ください
→診断が変われば治療は変わるについてはこちらをご覧ください

 

根管治療(歯の神経治療)の流れ、概要

 

 

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歯の神経に関するご相談で、

具体的にどのようなお悩みでお越しになるかご紹介します。

☑歯医者さんで歯の神経を抜くと言われたが、絶対に抜きたくない。どうにか抜かずに治療できないか?

☑歯の神経を抜くと言われましたが、歯の神経を抜くとどうなりますか?

☑歯の神経を抜くか抜かないかは歯医者さんによって診断が違うのですか?

☑歯の神経を抜くことになったらどんな治療方法になるんですか?

☑虫歯を削ることで、歯の神経を取らなくてはいけないことはありますか?

☑口の中が虫歯だらけなのですが、歯の神経があるかどうかもわかりません。診てもらえますか?

☑歯の神経を抜いてはいけないと聞いたことがあるのですが、痛くても抜かないほうがいいのですか?

☑歯の神経はどうやって取るんですか?

☑歯の神経を取ったのに痛いと感じるのはなぜですか?

☑歯の神経を抜くメリットとデメリットを教えて下さい。

☑歯の神経、どうしても抜かないといけない場合はどんな状況ですか?

☑歯の神経が死んでいるかどうかはどうやって調べるのですか?

☑歯の神経を取る時は痛みがありますか?

☑歯の神経に膿がたまっていると診断されたのですが、抜かないといけないですか?

☑歯の神経が炎症を起こしているようなのです、抜かずに治療できますか?

上記のようなお悩みがある場合には、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

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