香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

 

冷たいものや甘いもの熱いものを口に含んだら

キーンと歯の神経に響くような痛みがあるというご相談よく頂きます。

テレビCMでよくやっている「知覚過敏」という症状ですが虫歯とどう違うのか?とよくご質問を頂きます。

知覚過敏とは

冷たいものを飲むと歯の神経が痛い|香川県高松市の歯の神経治療なら吉本歯科医院 口の中にいたバイ菌が 心臓の中で発見されたり、 誤嚥性肺炎といって肺炎の中で 肺炎球菌といっしょに肺炎を起こしていたり、 口の中だけに留まらず 全身にまで影響を及ぼしているのです。 ですから歯の神経の治療をした方が良いのか、 しない方が良いのかと単純に考えたならば 神経の治療は神経が生きているのであれば 残せる方向で治療してもいいと思います。 しかし もうすでに痛みもなく 歯の神経も死んでしまい 歯の神経の死骸が悪さをしている場合には 一刻もはやく治療を行なわないと 全身に対して影響を及ぼします。 また上の歯の場合には 歯の根の奥には 鼻の部屋 があります。 鼻の部屋に バイ菌が侵入していってしまうのです。 口から食べたものが 鼻から出てきて困る という患者さんも 実際にはいらっしゃいます。 ただ単に歯や口だけの問題ではなくなり、 鼻の手術を含めた処置が必要になったりもするのです。 水の入ったバケツに穴が開いた場合には 水が流れ出ます。 どんどん流れ出ます。 決して歯の1本を最終的に抜けば済む という問題ではなくなることもあるのです。 歯の神経を取ることひとつをとっても 知らないではすまされない重要なことが あります。 どうぞ先に知って下さいね。 http://www.8181118.com/menu/02info.php 吉本歯科医院の見える世界での虫歯治療、歯の神経治療はこちら

知覚過敏とむし歯は「痛い」「歯がしみる」といった症状がとてもよく似ています。そのため知覚過敏は虫歯じゃないのか?と思われる方は非常に多いです。

エナメル質という部分が強いブラッシングや歯軋り、咬みあう力ですり減ったりした場合この部分にヒビは入ったり削れてしまうことがあります。

また歯周病などで歯茎が下がって退縮してしまった場合にはエナメル質で覆われていた象牙質部分が露出してしまうことがあります。

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◯で囲んだ部分は茶色くなっているので虫歯じゃないかと思われご相談にお越し下さることがあるのですがこれは虫歯ではありません。

正確にいえば「くさび状欠損(WSD)」と言います。

これは歯の一部が欠損してしまう病気のことです。

歯と歯茎の境目に位置する「歯頚部(しけいぶ)」で歯質が削れてしまった場合に起こります。

この写真のようにくさび状にえぐられたように見えることからくさび状欠損と言われます。

このくさび状欠損の原因は虫歯菌ではありません。

虫歯のように見えますが、そうではなく強いブラッシングや過剰な力が歯にかかり過ぎるために起こります。

歯頚部が露出してしまっている状態で熱いものや冷たいものを口にするとこれらが刺激となり、象牙質にある無数の「象牙細管」を通り中の神経に伝わります。その結果、歯がしみる、しみて痛いということが起こります。

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この方のように歯の頭がすり減って象牙質が露出してしまっている場合にも知覚過敏が起こります。

すり減ってしまっているので神経に非常に近くなっています。

このような状態で熱いものや冷たいものを口にするとキーンとしみたりします。

知覚過敏の治療法

象牙質が露出してしまうことにより「象牙質知覚過敏症」となることがあります。

冷たい水を含んだり、風がシューッと歯に当たると「キーン」としみて痛い不快な症状です。

そうした知覚過敏に対しては、知覚過敏専用の薬剤を塗ったり、フッ素溶液などで歯質を強化したりすることで症状の緩和を図る場合があります。

歯質が大きくえぐられていて、むし歯のリスクがある場合には削れた部分にセメントなどを用いて覆うように欠損を補うといった方法があります。

しかし、知覚過敏を引き起す、くさび状欠損はその根本原因がお口の中に必ずあります。

原因は、過度なブラッシング、就寝中の歯ぎしりや過度の食いしばり、咬み合わせが悪い場合には当たりが強すぎて歯が破壊されるといったことがあります。

根本となっている原因を取り除かなければ、薬剤で痛みを緩和することができてもすぐまた「痛い」「しみる」ということは起こります。

知覚過敏を引き起すくさび状欠損は虫歯とは原因が違います。茶色くえぐれたように見えますが虫歯菌によって引き起こされるものとは違います。

歯をよく磨こうとして強く歯ブラシをし過ぎてしまt方に起こりやすい注意が必要な病気です。

食いしばりや歯ぎしりなどの咬みあう力も原因です。

まずは咬み合わせを含めた根本的な原因を突き止めることが大切です。