香川県高松市のかみあわせ専門

吉本歯科医院の吉本彰夫です。

 

歯の神経が死ぬとどうなるんでしょうか?

ずっと歯が痛い状態が続いていたけれど

痛みがなくなったという体験をされて方は多いかと思います。

 

最初は歯がしみたり、熱いものや冷たいものを口の含むと

ズキーンと神経に触るような痛みを感じていたけれど

ある日突然、痛みが消えることがあります。

 

しみたり痛みが出る状態を

ロキソニンなどの鎮痛剤を飲んでしのいでいるうちに

歯の神経が死んでしまうことが、あるのです。

 

決して、治った、わけではなく

歯の神経にまでばい菌が到達してしまい

歯の神経が死んでしまうのです。

 

歯の神経が死んでしまうと

痛みは消えます。

痛みは消えますが、死んだ歯をそのままにしておくということは

死骸をそのまま放置しておくことと同じですので

腐敗した臭いがしてきたり、ばい菌が残ったままになったり、

さまざまなことが、起こります。

ズキズキしていた痛みがなくなったのは歯の神経が死んでしまった可能性があります