香川県高松市の噛み合わせ専門歯科医院 吉本歯科医院の吉本彰夫です。

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 ☑歯茎が黒いんです。

☑歯や歯茎が黒ずんできたように見える

☑セラミックの詰め物と歯茎の境目が黒くなってきた

☑歯茎の一部が黒くなってきた

☑治療した前歯の境目の歯茎が黒くなってきた

 

このようなご相談とても多いです。

 

「どうして歯や歯茎が黒くなるんですか?」

 

「かなり前に歯のかぶせの治療をしたんです。

確かその時に歯の根っこの治療(歯の神経治療)もしました。

その時にきれいに治したはずなのに、

また膿がたまってきたのかしら?

そのようにご不安げにおっしゃられます。

 

実はほとんどの方が、

歯や歯茎が黒くなる原因をご存知ありません。

 

原因は

「金属」なんですね。

 

もし、前歯の被せ物をセラミックスにしたとしましょう。

セラミックとは陶器なんですね。

 

お茶碗みたいなものですから、非常に割れやすいんです。

 

ですので、それを補強するため金属が使われます。

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また歯の根っこにかぶせをするのに支えがないと倒れてしまいます。

 

その土台、その土台に金属を使っていたりします。

土台は見えない部分です。

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しかし、この金属たちが溶けていくんです。

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 見えない土台にどんな材質を使うか?

とても大事なことなのです。

 

金属が溶けるってイメージできますか?

 

金属が溶け出して歯を黒くし、そして歯茎にまで黒くなっていく。

 

金属アレルギーって、ご存知でしょうか?

 

 

ピアスやネックレスだけでなく

お口の中に入っている歯の詰め物や被せ物、または歯の土台に使われている

金属が溶け出して金属アレルギーを引き起こすこと

あるのです。

 

どんどん身体の中に金属が溶け出して、

全身的な金属アレルギーにまでなってしまう方までいらっしゃいます。

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だったらやりかえればいいじゃないか

外したらいいじゃないですか、

またかぶせ直したらいいじゃないですか、

そのようにおっしゃる方もいらっしゃいます。

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しかし、歯科の治療は何度もできるものでは、ないのです。

実際外すことはできたとしても、

ご自身の残っている歯の根っこに金属が溶け出していってるわけです。

ご自身の根っこはどうなっていると思います?

 

 金属で真っ黒なんですね。

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金属が黒く溶け出している歯を

白くしたい

または

自分の歯のように自然な色に見せたい

となると

その歯の黒い部分、削らないといけないんですね。

 

ですが、思い出して下さいね。

一番最初に歯の治療をして

被せ物をする時点で、すでにもう外周一層削ってるんです。

 

接着剤をくっつけるために

のりしろ部分を

削る必要が、あるんですね。

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外周一層削ることによって

被せ物をすることができているんです。

 

歯の治療の度に、歯を削り取っています。

 

ですから

今回また、

治療をやりなおす

被せ物を外してやりかえる

となると

今ある黒くなった被せ物を外しているわけですから

そこからさらにまたのりしろを作るために歯を削る必要があるのです。

削れば削るほど

どんどんご自身の残っている歯の根っこ、

細く細く薄く薄くなっていくんですね。

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薄くなってしまうと、

噛んだ時に

噛む力によって

割れてしまったり、

長く持たなかったりします。

 

何回もやりかえている方では、

芯棒を外す時に、このようにパキッて割れてしまう方までいらっしゃるんですね。

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歯の根っ子(歯根)が割れてしまったら、もう抜くしかないですね。

 

もう一回芯棒立てて、被せ物をできるんじゃないんですか?

とよく患者さん、おっしゃられるんですが

実はできない、んです。

 

芯棒によって歯の根っこが揺すられます。

 

そうすると根っこのまわりの骨がどんどん溶けていきます

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残念ながらこの場合はもう抜かないといけなくなります。

 

ですから、

歯の被せ物は

何度もやりかえができるものではないんです。

色が黒くなったら

またその時、白いものにやりかえたらいいじゃないか

と思われるのですが、

ただし・・・・歯を失う時期が早まってしまう可能性がありますよという

注意書きが、小さく小さく付いているということなのです。

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治療をする前に患者さんご自身が先に知っておいた方がいいことは、

☑この材質を使えば将来どういうふうになっていくのか?

☑金属が溶け出す材質なのか?金属が溶け出さないものなのか?

☑金属のような色がでてくるものなのか、出てこないものなのか?

☑その素材は全身に対してどういう影響を及ぼすのか?及ぼさないのか?

☑金属アレルギーの可能性がある方は、金属アレルギーにならない材質なのか?

そういうことまで含めて先生とよく相談してから治療をお決めになられてほうがいいと思います。

 

「一回した治療をやり直す」これ非常に難しいですし、

実はリスクがあるのです。

 

歯の神経に関するご相談で、

具体的にどのようなお悩みでお越しになるかご紹介します。

☑歯医者さんで歯の神経を抜くと言われたが、絶対に抜きたくない。どうにか抜かずに治療できないか?

☑歯の神経を抜くと言われましたが、歯の神経を抜くとどうなりますか?

☑歯の神経を抜くか抜かないかは歯医者さんによって診断が違うのですか?

☑歯の神経を抜くことになったらどんな治療方法になるんですか?

☑虫歯を削ることで、歯の神経を取らなくてはいけないことはありますか?

☑口の中が虫歯だらけなのですが、歯の神経があるかどうかもわかりません。診てもらえますか?

☑歯の神経を抜いてはいけないと聞いたことがあるのですが、痛くても抜かないほうがいいのですか?

☑歯の神経はどうやって取るんですか?

☑歯の神経を取ったのに痛いと感じるのはなぜですか?

☑歯の神経を抜くメリットとデメリットを教えて下さい。

☑歯の神経、どうしても抜かないといけない場合はどんな状況ですか?

☑歯の神経が死んでいるかどうかはどうやって調べるのですか?

☑歯の神経を取る時は痛みがありますか?

☑歯の神経に膿がたまっていると診断されたのですが、抜かないといけないですか?

☑歯の神経が炎症を起こしているようなのです、抜かずに治療できますか?

☑歯の根の治療に何回も通ってるが治らない

☑半年前に歯の根の治療をした歯が痛くなってきた

☑歯の神経に強い痛みがある

☑根管治療後の歯に違和感がある

 

 

上記のようなお悩みがある場合には、お気軽にお問い合わせ下さい。

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